菊池武夫の経歴は!?年齢•学歴•息子•顔写真•動画が気になる?
2016/04/15
■デザイナー菊池武夫の息子が話題に!
デザイナーの菊池武夫さんの息子さんが、今、よろしくないことで大きな話題になっていますね。
個人的に「タケオキクチ」のブランドのファッションやバッグを持っているので、けっこうショックでしたが、「菊池武夫」という漢字だというのは初めて知りました(汗)
作品は好きですが、菊池武夫さんという人間について、今まで全く知りませんでした…
ということで、菊池武夫さんについて、いろいろ調べてみました。
■菊池武夫さんはどんな人?
デザイナー•菊池武夫さんとは一体どんな人なんでしょうか?
菊池武夫さんは、1939年5月25日生まれの76歳。
出身地は東京都千代田区で、暁星高等学校を経て、文化学院美術科を卒業されています。
その後、原のぶ子デザインアカデミーを卒業し、佐藤賢司さんらと「服飾モダン・グループ」を結成します。
注文服制作やパリでの海外生活を経て、1970年、31歳のときに他のデザイナー達とレディースウェアを手がける株式会社ビギを設立します。
のちにメンズウェアも手がけるようになり、萩原健一さん主演の伝説的ドラマ「傷だらけの天使」の衣装を担当して、爆発的なブームとなります。
また、1973年公開のハリウッド映画「燃えよドラゴン」ではブルース・リーが映写室と墓参りのシーンでビギメンズの3Pスーツを着用しています。
そして、メンズウェアの成功によりメンズ部門がビギから独立。1975年に株式会社メンズビギを設立し、1978年にはメンズウェアとしては日本人で初めてパリに進出します。
しかし1984年には「ビギ」の社長との対立から、神戸に本社を持つワールドへ移籍し、「TAKEO KIKUCHI」、「モールラック」、「ACEIFA」などのブランドを立ち上げます。
そして2004年をもって「タケオキクチ」を離れ、新たなブランド「40CARATS&525」をワールドから発足させていましたが、2012年、7年ぶりに「タケオキクチ」のクリエイティブディレクターに復帰し、東京・渋谷の明治通りに旗艦店となる路面店をオープンさせています。
以下が、菊池武夫さんが「洋服について」語っている動画です。
そんな菊池武夫さんが若い人に向けてこのようなことをおっしゃっています。
いまはテクノロジーばかりが優先して、人間らしさ、人間くささをあまり感じなくなっている気がします。
知識はあるんだけど、実体験が伴っていない。バーチャルな世界で終わってしまう。そうではなくて、五感を使って体感することや、人と人が本気でぶつかり合うことが必要なのではないかと思うのです。そういう経験を積んできた世代、テクノロジーが発達していなかった時代を生きてきた僕たちの世代が伝えるべきことは、まだかなり多くあると思うのですよ。
76歳にして、まだ現役バリバリのデザイナーということで、情熱が衰えることはないようですが、今回の息子さんのことに気を落とさず、これからも良い作品を世の中に出してほしいと思いました。